ミッション(使命感)

ミッション(mission)とは、企業が果たすべき使命であり、存在意義です。

農業界の希望となる

私は21歳の時、中国の青ねぎ一大産地へ海外視察へ行き、海外の農業技術に驚愕しました。
今から数年前の段階で、大規模化・最先端技術は惜しげもなく導入され、農業システムがきちんと整備・構築されていたのです。
その反面日本では、いまも数十年前と変わりない方針や思考がまかり通っており、このままでは日本の農業は衰退し、さらに海外との差は広がる一方だという危機感を覚えました。
そこで私は、日本の農業界を変えていかなければいけないという使命を感じ、次のような挑戦を一つずつ丁寧に、かつ迅速に取り入れることで、イノベーションを起こしていくと自らを奮い立たせています。

★農業界に経営感覚を定着させ、安定した収益を確保できる仕組みを成り立たせます

「農業=経営」という感覚を農業に携わる人が意識すると共に、自ら販路を開拓し、価格競争に巻き込まれない仕組みを具現化していきます。
要するに、農家および農業法人は、収益力をつけて安定した報酬を獲得し、設備投資や優秀な人材雇用を成し遂げ、さらには低コストで高品質な野菜を出荷できるという正の連鎖を生み出すことを可能にしていきます。
そしてそれは、”農業は儲からない”という現実とイメージを大きくくつがえし、新規就農者への希望につながると信じています。

★人とテクノロジーが共存し、作業効率を上げながら、安定した供給を保持します

農業の過酷さを表すものとして、「労力」と「天候」があるでしょう。
実際のところ、青ねぎ栽培はすべてを機械に頼ることができず、人の手が必要な部分がまだまだあります。
ですが今後は、日本農業の固定概念に縛られず、グローバルな視点を駆使し、社員の労力を極限まで抑え、なおかつ天候に左右されない環境を整備していきます。
人とテクノロジーが共存することで、効率よく安定した供給を保持します。

★農業だけにとらわれず、クリエイティブなアイデアで、固定概念をくつがえします

私たちの考える農業の未来には、農業にとらわれないクリエイティブなアイデアが必要だと考えます。
農業でイノベーションを起こし、収益の軸を増やすことが私たちの目指す未来です。
それがどういうカタチなのかを創造し、行動にうつすことで、新たな農業システムを創出していきます。

★同じ価値観や志を持つ仲間と手を取り合い、協力体制を強化し、農業ビジネスの底上げに尽力します

どの業界でも、同業種=ライバルという構図は少なからず存在するでしょう。
しかし私たちは、同業種の方たちとは刺激や闘争心を与え合いながらも、困ったときに助け合える仲間のような関係を築いていきます。 また、協力体制は農業界だけに留まらず、同じ価値観や志を持つ異業種の方とも手を取り合い、お互いのビジネスにとって相乗効果を生み出せるような関係を築いていきます。
農業ビジネスを底上げするため、私たちはあらゆる方面から農業界の活性化を図ります。

★農業の楽しさやかっこよさを見いだし、誇りある仕事だと次世代に知らせていきます

農業は、あらゆる知識やスキルを活かせるやりがいのある仕事です。
ですがこのような内情は、まだまだ社会に浸透していません。
そこで私たちが、農業で得られる楽しさや挑戦する姿を発信し、多くの人に誇り高き仕事であることを届けていきます。
それと同時に、やりがいだけではなく、報酬や福利厚生を充実させ、”儲かるビジネス”にシフトチェンジをしていきます!
さらには、「汚い、地味」というイメージを払拭するため、服装や身なりにも気を配り、外見的なかっこよさを生み出していきます。

これらの挑戦を一つずつかたちにしていくことで、生産者や新規就農者に、農業の楽しさや魅力を届けることができるのではないでしょうか。
私たちがあきらめず、変化を恐れず、挑戦する。
そして、農業界を牽引していくリーディングカンパニーになる!
このような強い意気込みをもち、農業界の希望となれるよう、社員一丸となって挑んでいきます。

ビジョン(未来像)

ビジョン(vision)とは、実現を目指す、将来のありたい姿のことです。

農業で1人でも多くの笑顔と幸せを

”農業は、地味で過酷で、儲からない仕事”

私たちは、このようなイメージかつ半ば現実をくつがえすため、農業界のアップデートに全力を尽くします!

日本の農業はまだまだ時代の変化に対応できず、人手不足からくる高齢化問題はひっ迫した状況を強いられています。
また政府の対策等が功を奏し、新規就農者が微増しても、個人で生産から販売まで請け負わなければいけない現実から、就農者の中にも農業の楽しさを感じられず、離脱してしまう方がいるのです。
儲かる農業を実現するには、個人で戦うシステム自体、とっくに崩壊を迎えているのではないでしょうか。

私たちの考える農業は、「農業=経営」

生産だけに留まらず、自ら販路を確保し、価格競争に翻弄されない収益モデルを確立すること。
栽培技術・生産加工・営業などの役割をきちんと分担し、自分たちの強みや能力を活かした組織を形成すること。
収益力の強化と人材育成が、”儲かる農業システム”には必要だと考えます。

また、会社のビジョン・個人のビジョンを実現していくことで感じる楽しさ、喜び、幸せ。
仕事をする上での醍醐味とは、そこにあるのではないでしょうか。
私たちは自己実現のためにも、失敗を恐れず、従来のやり方に縛られない方法に挑んでいきます!

農業とは、バイオテクノロジー・システムエンジニア・経営感覚・販売能力などほかにもたくさん、知識やスキルを活かせるおもしろい業界です。
ただただ地味で過酷なイメージしかない農業界ですが、実はまだまだ発展の余地があり、可能性を秘めた仕事であるということ、さらには儲かるシステムモデルを私たちが構築して伝えることで、同じ生産者や新規就農者に希望を与えられるのではないかと考えます。

次に、私が徳島県阿波市を第二の農園に選んだ理由。
それは、「水が豊富な土質と、日照時間が長く恵まれた自然に魅せられたから」「ここなら年間安定的に良質な青ねぎを栽培できると確信したから」です。
私たちが責任をもって土地を管理し、青ねぎを生産・販売することが地域の方々への恩返しであり、その延長に農業の発展、人口増加が実現できれば、地域活性化に貢献できるのではないかと思っています。

さらに、栽培技術の進化に励み、品質を数値化した安心・安全でおいしい野菜を提供することで、取引先、しいては消費者、子どもからおじいちゃん・おばあちゃんまですべての人々に笑顔を届けられるのではないでしょうか。

農業とは、人々の健康を支える重要な仕事。
自分たちの能力やスキルが、人々の身体をサポートできる誇り高い仕事です。

そのような仕事に携われていることに深く感謝し、多くの人々に笑顔と幸せを届けられるよう、挑戦と革新を続けていきます!

バリュー(行動指針)

バリュー(value)とは、組織の共通の価値観です。

★最速で変化

あらゆる事に挑戦をし、変化を恐れず、迅速に対応していきます。

★数値に基づいた安心・安全

第三者認証を取得。栽培技術や品質・機能性を数値化したエビデンスをもとに、安心・安全な野菜をお届けします。

★周囲を巻き込め

同じ価値観や志をもつ農家さん・農業法人さん、さらには異業種の方々と連携し、あらゆる方面から農業界の活性化を図ります。

★感謝を大切にする

すべての事柄は当たり前でないことを心し、日々感謝の気持ちを忘れません。

★強みを活かし、集結する

個々の強みを活かせるチーム作りに努め、一人ひとりの能力を最大限に発揮できる組織をつくります。